ゆーとの読解力

片田舎の物書きになることを夢見る童顔

【調理アイテム】自分の料理の味に飽きてきた時のとっておき「カレーパウダー」「ホワイトソース」

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「そろそろ外食に行きたいなあ…。」

仕事も定時が近づくにつれ、そんなことをふと思うことがあります。

外食はよく行くというわけでもないのですが、自分で料理をすると、食材も調味料も似たり寄ったりで、どうしても同じような味が続くので、ついお店の味、他人の味が欲しくなって外食する、といった感じです。

本日のお話は、レシピを見ない男性主夫が普段使わないものを使って調理したけれど、まあ上手くいったんじゃないかという笑い話になります。

玉ねぎが多い。

さて、我が庭園菜園には、毎年大量の玉ねぎを植え、収穫時期にはもうしばらく食べたくないというほど玉ねぎを食べます。

  • 玉ねぎは強火で焼いて触感を残しても美味しいし、
  • 水を加えながら飴色玉ねぎにしちゃってもいい。
  • 生でも食べられるのだから、汎用性があるのです。

しかし、あんまり大量に玉ねぎを使うと、料理が玉ねぎ臭くなり、食欲が失せるのです。

自分はこの匂いが全く駄目なのですが、

「…とはいえ、これだけの量なので、使わなければ腐るかもしれない。」

捨てるか腐るかの違いなら、そろそろ玉ねぎメインの料理をしてみようということで、失敗覚悟でやってみることにしました。

「妻よ、子よ。

失敗したらスマン。」

玉ねぎスープにカレーパウダー

まず、玉ねぎスープに挑戦。

とりあえず捕捉切って小さな鍋にありったけの玉ねぎ入れて、水と、おそらくそれに対応している程度の分量の鶏ガラスープ加えてコトコト煮、途中、卵を足してみました。

「やっぱり玉ねぎ臭いな…。」

別に玉ねぎが嫌いではないのですが、これだけ玉ねぎ玉ねぎしていると抵抗があります。

最初に少し水分を飛ばした方がよかったのか。

醤油を加えてみたが、少量故に玉ねぎの匂いが消えるわけもなく、どうしようか悩んでいると、ふと、思い当たるものがありました。

「カレーパウダー、今こそ使う時では?」

  • 普段あまり出番のないこいつを冷蔵庫から取り出し、ふりかけのごとく振ってみる。
  • 一度混ぜる。
  • そして、匂いを嗅いでみる。

「…いいんじゃない?」

とりあえず、これで一品完成ということで。

主菜はホワイトソースでやってみる

次は、主菜ですが、やはり玉ねぎメインで参ります。

カレーパウダーで味を占めた私は、対「玉ねぎの匂いアイテム」として、ホワイトソースを持ち出しました。

  1. じゃがいもは皮を切り、細切りにする。
  2. 今回は、触感を残したいので、電子レンジは使わない。
  3. 玉ねぎを串切りにする。
  4. ブナシメジを手で粉々に分解。
  5. 玉ねぎとブナシメジをフライパンに入れて強火で水分を飛ばす。
  6. 塩コショウ→ジャガイモ→粉チーズ→スライスチーズ→粉チーズ→豚肉→塩コショウ→粉チーズ→ホワイトソースと上から順に載せたりかけたりしてみた。

グラタンをイメージして作ったので、チーズ多めです。

スマホのレシピとか料理本とか一切見ない私。

妻「今度は何を作っているの?」

何を作っているんだと独創的な料理に心配する妻。

私「グラタン風味の何か。」

妻、フライパンをのぞき込んで、

「ホワイトソース、何だか固くない?」

そういえば、確かに。

「…固い生クリームみたいな?」

ホワイトソースが入っていた空き缶の説明書きを読んでみると、何と言うことでしょう。

このホワイトソースは、牛乳で伸ばしてから使うらしい!

「なるほど、牛乳、ね。」

おもむろに冷蔵庫から牛乳を取り出す。

先にホワイトソースを入れてしまったのだから仕方がない。

仕方ないものは仕方ない。

失敗したとはまるで思わせない、平然と、そして慣れた手つきで牛乳200mlを計り(※さすがに計った。)フライパンに上から流し込んだ。

フライパンいっぱいに広がる牛乳の海。

「追い牛乳」という新手法である。

私「食べればみんな一緒さ。」

妻「…。」

声には出さないが、不安げな妻。

私は自信満々の表情を崩さない。

焦った顔をすると妻が不安に思うだろう、妻を不安にさせまいという心遣い。

いや、素晴らしい。できた旦那である。(※自我自賛。)

…まあ、いい感じにできたと思います。

最後に軽く塩コショウを振って、味を足しておく。

審査員の反応

カレーもチーズも嫌いな人なんて、ほとんどいない(※偏見)。

食卓に並べて食べてみると、美味しかったので安心しました。

少し塩気が強い感じもしたけど、妻子からも好評だったので、とりあえず良しとします笑

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