ゆーとの読解力

片田舎の物書きになることを夢見る童顔

【序論】個人投資家デビューのきっかけと1ヶ月の善戦の記憶~視線はまっすぐ航空株~後編

前回の続きになります。

tasogareyuto.hatenablog.com

最初の取引。悩みに悩む。

口座開設には時間がかかる。

その間、どうするか考えてみました。

「とりあえず、つみたてNISAってやつかな。

それだけでいいかな。

月々3万円。」

サラリーマンにとっては、それなりに結構な額ですので十分なんじゃないでしょうか。

…ところが。

いざ、口座を開設すると、高鳴る好奇心の芽生えが抑えきれない。

視線はまっすぐ航空株

つまるところ、と。

コロナ禍が去ったら、みんな旅行にいくだろう、7、8年後に高値で売れたらいい。

自分の場合、10年後に住宅ローンの繰り上げ返済をしたい、というのが一つの判断基準になってくるわけです。

それまでお金を資産として働かせたいわけで。

でも。

さすがに数十万円は大金で冒険で、この第一歩がさすがに怖ひ。(少額投資の決意はどこへやら。)

「頑張れ自分。

購入だ、クリックするのだ。

商材がなければ始まらぬ。」

何故か小刻みに震えるマウスをゆっくり動かし、…なかなかクリックできない。

そんな私に、

これは、人類にとっては小さな一歩だが、一人の人間にとっては大きな一歩である。

彼の有名な言葉―ちょっと違うような気もするが―に自分を奮い立たせ、パソコン画面に向かって最高のクリックを叩き込んだ。

どうなることやらと楽しみ1割、不安9割で、悩んだ分だけ脳内は疲れ、その日はぐっすり眠らせていただきました。

結局のオチ~長期投資って難しい。今後の課題は、どうやって自分の中で長期投資としてコントロールしていくかということ~

オチとしては、

「長期投資」って難しい。

という、珍しくもないどこにでもある結末。

清水の舞台から飛び降りるような気持で初めて買ったソレは、なんと僅か1週間後に数万円の儲けを産んでしまい、初心者の自分はすっかり動揺し、1時間ほど悩んだ挙句、利確してしまいました。

「儲けたんだからいいじゃない」と思われるかもしれませんが、それなりに長期投資と覚悟して購入したわけで、なんか投機チックな行動に心の弱さが表れたようで、儲けて嬉しさ半分、早々に心折れて情けなさ半分という―変なたとえだけれども―泣き笑いのような気持ちでございました。

ちなみにその後、手放した株はどんどんお空へ飛んでいき、さらに何万円かの利益が出るはずの額になったわけですが、幸いにもそこはそもそもが確率論でだと思っているし、とりあえず上昇するという見立ては合っていたので、

「儲け損なった」

という思いになることはなく、しかし、

「長期投資だ!」

と言っていたあの意気込みはどこへやら。

このコントロールが、今後の課題になるということで、今回のオチとして締めくくりたいと思います。

いや、本当、投資って難しい。

でも、新しい経験ができたことは人生の糧。素直に喜ぶべきことですよね。

何より。

「株取引とかで自分が大金持ちになってしまったらどうしよう。」

と、そんな未来を想像するのがもう本当に楽しい。

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