さて、個人投資家になって3ヶ月が経ちました。
色々な銘柄に手を出してはひっこめ、コロナ・バブルの波に乗ってまあまあ儲けてきたけれども、それが運が良かっただけというのは十分承知していて。
「そろそろ、色々調整しなくちゃいけない時期かな…。」
なんてことを思っています。
そこで、今回は、投資家デビュー3カ月の超初心者投資家の損益と、乱れたポートフォリオを修正していく心理状況をご報告します。
なお、このカテゴリーは、素人が投資家デビューして、様々なアクシデントに見舞われつつ、失敗も笑い話に替えていくことを目標に書いていくことにしています。
したがって、これから投資を考えたいなとか、今投資を始めたばかりだけど、他の人がどのくらい儲かっているのか気になる、って人向けに発信しているつもりなので、熟練投資家や専門家の意見を参考にしたいという人には悪しからずです。
3ヶ月間の損益について
というわけで、まず最初に、今までご報告していた利益とかについて。
投資家〇ヶ月目の結果という形でご報告してきましたが、だんだん計算するのが面倒になってきたので、〇年〇月で書くことにします。
・2021年5月 57,000円
・2021年6月 17,000円
・2021年7月 5,000円
5万の利益を得て、運が良すぎると怖く感じた頃と比べると、この7月は何というか、
「ようやく落ち着いてきたな。」
って感じです。
つみたてNISAを含めて、最大で150万円投資しましたが、さすがに赤信号でした。
自分の心理状態がやばい。
半分の80万円くらいにすると心持ち穏やかになったので、給料〇ヶ月分というのが、初心者にとって投資上限額の目安の一つになるかなと思っています。
現在の含み損ですが、だいたい15,000円くらいですね。
マイナス状態ですが、上記のとおり利確がありますので、上がったり、下がったりを繰り返す様を落ち着いて見つめられています。
コロナ明けを狙ったものもあるので、そのうち上がるでしょう。
初めての配当金
最初の配当金は微々たるものでしたが、色んなブロガーさんが書かれている通りで、やっぱり嬉しいものでした。
私の最初の配当金は5米ドル。
「ドルって…(笑)」
と、投資のことをまるで知らない同僚に報告してみたら、何だか面白がられたので、ここでも言っておきます。
なお、為替レートが110円くらいなので、さっさと円に替えておきました。
これが105円とかなら、まだ米ドルで持っていた方がいいのかな、なんて思いつつ、1ドル80円の時代とかもあるので、為替って難しいってことが良くわかりました。
ポートフォリオの修復に勤しむ。
さて、7月はというと、6月に崩れたポートフォリオの修正に励んでおりました。
長期投資家を目指しているなら、握った株は手放すべきではないのかなと思いながら、しかし、40万円程度を目標にしていた米国株式(ETF)が、60万円分まで膨れ上がっているのは見逃せない。
ということで、調整する理由は以下のとおり。
アセットアロケーションからして、米国偏重過ぎる。
何か危険な感じがする。
現在の為替が円安。
円高になると、マイナス幅が増大するので、凄く損をした気持ちになる。
暴落がきたときに買い増しすることを考えると、キャッシュフローに余裕を持ちたい。
株価やインフレ(特に住宅価格)が上昇しすぎていて、市場が今後の展開にやや警戒心を持っている気がする。
「よし、高配当株と言えども、ここは鉈を振るうべきだな!」
そう決意し、投資額の調整をしておりました。
具体的には、ちょいマイナスでも売る。
といっても、そのマイナス額は1%程度なので、今まで稼いだ分からすると、あまり痛くない。(ということにしておく。)
稼いだ分から考えると、あまり痛くない―このあたりの考え方というか、精神論的な部分は、個人投資家ならではですよね。
本音としては、高配当ETFに投資したので、利益が出るまで待ってたいという気持ちもあるんですが。
いや、もともと
「米国株式って、どんなもんなんだろう」
っていう実験のつもりだったんだ…!
と、そんな色々言い訳しつつ、売却開始。
でも―。
米国株式って、なんて難しいんだ!
「む、難しい…!」
気持ち黒字にしようと狙ってみるけれど、為替やら手数料やら税金やら、もろもろの手続きやらで、正確な金額の算定が誤差でずれてしまう。
もちろん、損益は、約定からしばらく時間が必要ということも知っていますが、それにしたって誤差が出てしまい、
「評価額?
平均取得額?
あれ、黒字かと思って売却したけど、赤字だった!」
なんて、ことになりました。
失敗は誰しもあること。
ましてや初心者なら…と思いながらも、プラスかと思って売ったらマイナスだっただなんて、何だか面白くない。
普通なら、ここでエクセルなんかで数式を組んだりして、綿密にやっていくものなのかもしれませんが。
「正直、面倒…。」
という気持ちが大きい。
だって、売らなきゃいけないから売るんですから、赤字だろうが、売る。
「そうだ、赤字になったら、これは損切ってことにしよう。
というか、初損切だな、これは…!」
腑に落ちぬ自分を納得させるために言い訳を探す、「あのブドウは酸っぱいブドウ」のイソップ論。
我ながら、前向きだなーって思います。
ともかく、これで40万円程度まで下げられました。
めでたしめでたし。